ネットバンクを使いだすと、年末年始や結婚式のご祝儀のときに、お札を交換しに行くくらいしか用がなくなり、本当に便利なんです。
そのネットバンクの中でも楽天銀行は何と600万口座を突破し、日本国民を1億2000万とすると約5%の人が保有している銀行です。
ですが入金手数料が掛るなどで、ついつい楽天銀行の使い勝手が悪くなったと思いがちなのですけど、もう少し便利な使い方がないかなぁと調べ直していたところ、思ったより便利に使えそうな気がしてきました。
楽天銀行のキャッシュカードが使えるATM
楽天銀行のキャッシュカードが使えるATMはみずほ銀行や三菱UFJ銀行で使用できます。
その他にもゆうちょ銀行も使用できます。
さらにおすすめなのがコンビニATM。
セブンイレブンに設置されたセブン銀行やファミマなどに設置されたE.net、ローソンに設置されたローソン銀行です。
ここで使用するとセブン銀行は24時間、E.net、ローソン銀行では0:05~23:45分までのほぼ24時間使用できます。

楽天銀行のセキュリティ
ネットバンクには不正アクセスなどと言ったセキュリティ面が気になります。
楽天銀行ではログインパスワード、暗証番号といったものの他に、新しくログインした端末などで聞いてくる合言葉などでセキュリティ面を保護しています。
さらに、ログインの都度パスワードが送られるワンタイムパスワードでセキュリティを高めることが出来ますが、マネーフォワードといった資産管理のサービスを利用している場合、マネーフォワードが楽天銀行の残高を確認しに行けず、反映されないというデメリットもあります。
いずれマネーフォワードについては書いてみたいと思います。
追加セキュリティ
さらに心配な人にはログイン制限を掛けたり、モバイルアクセス制限でログインの制限を掛けることが可能です。
入出金手数料を無料にする方法
さて、ネットバンクで一番メリットのあるコンビニなどでも入出金できる点ですが、楽天銀行では手数料が発生します。
セブン銀行・イオン銀行 | 左記以外の金融機関 | |
---|---|---|
入金 3万円以上 | 無料 | 無料 |
入金 3万円未満 | 216円 | 270円 |
出金 | 216円 | 270円 |
金利が安いのにこの手数料、めっちゃバカにしてますよね?
そう思ってましたよ、私も。
ゆうちょ銀行から入金する
一つにはゆうちょ銀行から楽天銀行に入金するという方法があります。
これは旧イーバンク時代からあったのですけど、ゆうちょ銀行から1円単位で手数料を必要とせず入金できます。
また、ゆうちょ銀行のATMは小銭の入金にも対応しています。
最近は銀行での両替にもお金もかかるようになりましたし、小銭が貯まって困るという人にもおすすめです。
エントリーが必要だがハッピープログラムを利用しよう
楽天お得意のエントリー式のプログラムがあります。
それがこちらの表になります。
名称 | ベーシック | アドバンスト | プレミアム | VIP | スーパーVIP | |
---|---|---|---|---|---|---|
条件 | 資産残高 または お取引件数 | 条件なし (登録のみ) | 10万円以上 または5件以上 | 50万円以上 または10件以上 | 100万円以上 または20件以上 | 300万円以上 または30件以上 |
特典 | ポイント獲得倍率 | 1倍 | 1倍 | 2倍 | 3倍 | 3倍 |
特典 | ATM手数料無料 | 0回 | 1回 | 2回 | 5回 | 7回 |
特典 | 振込手数料無料 | 0回 | 1回 | 2回 | 3回 | 3回 |
ベーシックからスーパーVIPまでの計5段階に会員分けをし、前月の入金額、もしくは取引件数によってランクが上がっていきます。
ベーシックは銀行口座保有者全員が該当するランクですが、便利に使おうと思った時におすすめなのがVIPランクです。
ATM手数料も5回無料だし、他行への振り込みも3回無料です。
そしてポイント獲得倍率も3倍になります。
100万円を楽天銀行に預けておける方はいいですけど、そうでない方の方が多いわけですから取引が20件というのはかなりハードルが高いのが現実です。

ハッピープログラムの取引件数を稼ぐ
ハッピープログラムの取引件数を稼ぐ方法としては以下の様なものがあります。
- 給料の振込
- 他行からの振り込み
- 株式の配当受け取り
- 他行への振り込み
- 口座振替
- ATM取引
- ゆうちょ出金
- 楽天公営競技
- BIG・toto
- 宝くじ
- 楽天証券
第二口座として給料の受け取り口座に指定する
多くの方は銀行口座への振り込みという形で、月の給料を受け取っていると思いますが、すでに住宅ローンなどで振り込み口座が変えられないと言う人もいるでしょう。
そこでおおすすめなのが、第二口座としての受け取りです。
第二口座とは、例えば毎月20万の給料を受け取っているとしたら、住宅ローン分だけ他行に振り込んでもらって、残りを楽天銀行に振り込んでもらうという方法です。
意外と利用している人は多いので、会社の担当者に相談してみてはいかがでしょうか。
まずはこれで1件
他行振り込み
給料を楽天銀行で受け取るだけで、月3件まで振込手数料が無料になります。
そこでその無料回数を使って振り込みをします。
貯蓄用の別のネットバンクでもいいですし、家族への仕送りや子供口座への入金でも何でもいいと思います。
これで最大3件
ATMでの入出金
ATMの無料回数をカウントさせない手段はありません。
ランクに応じて入出金回数をこなすことでカウントされます。
口座振替
楽天カードや他社カードの引き落としに利用すると、1回カウントされます。
携帯料金などもカード決済させてる人も多いと思いますけど、中にはクレジットカードは使わないと言う人もいるかもしれません。
携帯料金などを楽天銀行で振替にすることで取引回数をカウントさせられます。
ここではクレジットカードのみなら1件ですが、その他の料金を引き落としに使用すると電気、携帯、プロバイダー、光回線、保険等々多く該当します。
ただ、これらをもってしてもなかなか20件というのは困難なのです。
楽天証券で投資信託を毎日積立てる
最近個人投資家の中で話題なのがこれ。
楽天証券で投資信託を積立てると言う方法。
投資なんか興味ないとか、したくない、そんなお金ないと言う人も多いでしょうけど、少しだけ時間をください。
楽天証券は毎日100円から投資信託の積立てが出来るようになりました。
土日を除いた毎日ですので、月に換算すると2,300円程度です。
これですでに23回の取引となるので、この時点でVIPが確定すると言うわけです。
楽天証券はネット証券の中でも見やすくおすすめの証券会社です。
宝くじ、公営競技
競馬、競輪といった世間で言うギャンブルに属するサービスが楽天銀行から利用できます。
実際には国などが公で認めている競技ですが、こちらのサービスもカウントされます。

まとめ
楽天銀行を有意義に使うためにはハッピープログラムの攻略がポイントです。
楽天スーパーポイントも貯まりますし、うまく利用したいですね。

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